IT部門の取組

VUCA時代には、先進技術の活用によるビジネスアジリティ向上が不可欠
テクノロジーの進化などにより将来の予測が困難なVUCA時代(*)現代社会、とりわけITを取り巻く環境は変化のスピードが加速しています。そのような中、お客さまに価値ある商品・サービスを届け続けるためには「ビジネスアジリティの向上」が必要だと、ソニー銀行は考えています。
(*)VUCAとは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字をとり、現代の社会やビジネス環境が非常に不確実で複雑な状態であることです。
柔軟性・生産性の高いクラウドオンリーな先進的銀行システム
この「ビジネスアジリティの向上」を実現するITプラットフォームが2025年5月に稼働を開始した新勘定系システムを中心としたクラウドオンリーなソニー銀行のシステムです。このITプラットフォームの構築は、2013年に本邦金融機関の先陣を切り、AWSの本格利用を開始したところから始まります。先駆者として、クラウド利用の道を切り拓きながら、市場系やデータ分析基盤、ローン審査、2019年には財務会計(総勘定元帳)に至る周辺系から勘定系システムまで全方位でのクラウド化を実現しています。
クラウドオンリーなIT環境がビジネスアジリティの向上を実現
ソニー銀行では、勘定系システムを先進技術のマイクロサービスを駆使したクラウドオンリーで疎結合なIT環境の上に構築しました。メインフレームと呼ばれる大型コンピュータ、プログラム言語(COBOL)などの「老朽技術」の利用はありません。周辺系でもクラウド利用が浸透し、全方位でのクラウド化により、新商品や新サービス開発などの攻めのITに十分なリソースを割り当てることで、ビジネスアジリティ向上を実現しています。
新サービスのスピーディな導入、既存サービスのクイックな改良
- 守りのITから攻めのITへ
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- 全方位でのクラウド化により、ITシステム維持のための固定的IT投資を大幅に軽減可能
- これにより、新サービス等の戦略的IT投資に、より多くの経営資源を振り向けることが可能
- 新サービスのスピーディな導入
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- クラウドネイティブ勘定系を中心とする簡素で疎結合な構成
- これにより、高い柔軟性・生産性を実現し、新サービスをスピーディに投入することが可能
- 柔軟な外部連携・新技術導入
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- AWSを中核とし、クラウド技術を最大限に活用
- これにより、クラウド上のさまざまなサービス群を活用し、容易に外部連携や新技術導入が可能