FATCA確認にご協力のお願い

米国籍・市民権・永住権(グリーンカード)をお持ちのかた、または米国に居住されていた(米国人等)かたへ

FATCA(外国口座税務コンプライアンス法)とは

FATCA(Foreign Account Tax Compliance Act)とは、米国に納税義務のあるかたが、米国外の外国金融機関で開設した口座を利用して、米国の税金を逃れることを防止することを目的とした米国の税法です。

日本国内の対応

日本国内では、日本政府が公表した「米国のFATCA実施円滑化等の日米当局の相互協力・理解に関する声明」により日本国内にあるすべての金融機関はお客さまが「米国人等に該当するか」を確認し、該当する場合は、同意のうえ、口座情報を米国の税務当局(内国歳入庁)に毎年、報告をする義務を負っています。

米国人等とは

次のいずれかに該当するかたはFATCA上の「米国人等」となります。

  • 米国市民のかた
  • 米国籍または、永住権(グリーンカード)を保有しているかた
  • 米国に居住しているかた(例:日本国籍を有しているかたが、米国に居住するなど)
  • 申告する年の米国滞在日数が31日以上あるまたは31日以上の見込みがあり、かつ、A.B.C.の合計が183日以上あるかた
    • A.今年(申告年)の滞在日数
    • B.前年の滞在日数の3分の1
    • C.前々年の滞在日数の6分の1
(4)滞在日数の例1

前々年の12月2日から渡米し、今年の2月28日まで滞在している場合
A 今年:59日
B 前年:365日
C 前々年:30日
A+B÷3+C÷6=185日
183日以上なのでFATCA上の「米国人等」に該当します。

滞在日数を1/3、または、1/6にした場合に端数が出る場合、端数を合計して1日に満たない場合は切捨となります。

(4)滞在日数の例2

今年の4月1日から渡米し、8月31日まで滞在する予定の場合
A 今年:153日
B 前年:0日
C 前々年:0日
183日以上ではないのでFATCA上の「米国人等」には該当しません。

お客さまが「米国人等」に該当するかご不明な場合には、税理士や会計士などの専門家にご確認ください。

「米国人等」に該当する場合は

「米国納税義務がないことの宣誓書(W-8BEN)」
「納税者番号および宣誓書の依頼書(W-9)」のいずれかをソニー銀行にご提出いただきます。
お客さまがウェブサイトより米国への住所変更を行った際などにソニー銀行より書類を送付します。
提出する書類はチャートに沿ってご確認ください。

チャート

FATCA確認にご協力いただけない場合

ソニー銀行で口座をお持ちのかた

お客さまの口座情報に関して米国内国歳入庁にご協力いただけない事実を報告する場合があります。

これからソニー銀行で口座開設されるかた

口座開設のお申出をお受けできない場合があります。