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活動レポート

活動報告「大船渡温泉 応援ファンド」

2025年3月25日

株式会社海楽荘より「大船渡温泉 応援ファンド」の進捗と活動状況について報告がありましたのでお知らせします。

ご参考 2025年1月末時点でのファンド実績
期間進捗 70ヶ月/85ヶ月(進捗率82.4%)
売上高実績/事業計画売上高 2,501,804,850円/3,488,000,000円(進捗率71.7%)
売上高実績に対する営業者のコメント 残りの会計期間中に事業計画売上高に対する遅れを取り戻せるように全社一丸となって邁進しております。引き続きのご支援をお願い申し上げます。

上記売上高は試算表段階につき、正確性・網羅性について会計専門家(公認会計士もしくは税理士)による売上に関する帳簿および入金に関する確認は実施しておりません。

今期は昨年5月から11月までの各月において、台風の多かった8月を除き、過去同月比最高売上高を記録しました。12月は過去最高売上高にはなりませんでしたが、12月としては初めて補助金収入が無いなかでも利益を出すことができました。

ここまで好調に推移してきたのは、昨年3月ごろに全国ネットのテレビ番組で何度か紹介されたことも要因のひとつですが、それ以上にスタッフの成長が大きいと思っています。

今期は、販売戦略や販売価格決定などの運営面で、現場に近くお客さまの声を聞いているスタッフに一定の裁量を持たせるようにしています。その結果、お客さまからの口コミ評価が上がったことが、今の好調を支えている最大の要因だと感じています。

一方、本年に入ってからは集客に苦戦しており、1月から4月のうち昨年同程度の売上と収益を維持できるのは3月のみとなる見通しです。それでも、昨年12月までの貯金が大きいことから、今期は大幅な増収増益が見込まれます。

来期以降、売上高の好調を維持するための施策として、これまで弱かったインバウンド集客に注力する方針です。昨年12月には台湾で開催された台北国際旅行博に参加、本年1月にはニューヨークに出張し現地代理店へのセールスコールを行いました。これらの施策を売上と収益に繋げ、事業計画に対する遅れを取り戻していきたいと思います。

また、2月下旬より発生した大船渡市での山林火災についてお知らせします。
当館所在と同市内での山林火災ではありますが、当施設、従業員ともに無事と安全である旨お伝えいたします。
なお、2月から3月にかけて予約の一部キャンセルが発生していることもあわせて報告いたします。
当館としても火災地の復旧に努めていきたく、その一環として現在、避難者向けに館内の温泉の無料開放を行い、避難生活の疲れを癒していただいております。同時に、避難所に寝具70組の貸し出し、さらに飲食業組合員として避難所での炊き出しにも参加し、避難者支援にも注力しております。

投資家の皆さまにはご心配をおかけしておりますが、引き続き本ファンドならびに大船渡温泉へのご支援をよろしくお願いいたします。

以上、株式会社海楽荘からの報告でした。