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事業内容

このページは株式会社坂ノ途中から提供された情報を記載しています。

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概要

坂ノ途中は「環境負荷の小さな農業の普及」を目標に掲げる野菜提案企業です。そのひとつの方法として、同社では新規就農者が農薬や化学肥料に頼らず丁寧に育てた農産物を、全国に届ける事業に取り組んでいます。新規就農者には、環境に配慮した栽培スタイルを志す人が多い一方で、売り先が見つからないために、農業を諦める人が多く見られます。坂ノ途中は、販路を確保し、新規就農者の販売機会の拡大を図るとともに、市場価格などに左右されない適正価格で仕入れることで、経営安定に寄与します。今後も環境負荷の小さい農業を志す新規就農者と提携していくことで、100年先もつづく農業を目指します。

坂ノ途中の取り組み

  • 未来からの前借り、やめましょう
  • 新規就農者のパートナーになることで、 農業を持続可能に
  • 坂ノ途中の工夫と挑戦
  • 創意工夫のつまった、バリエーション豊かな野菜

坂ノ途中がどんなことを考えて、どんなことをしているのか。坂ノ途中公式サイトをご覧ください。

事業内容

1.野菜販売事業

新規就農者をパートナーとして、野菜を中心とする農産物の販売事業を展開。提携先約200件のうち9割は新規就農者です。就農の壁になりやすい販路を坂ノ途中が担うことで、若者の農業参入を支えています。
主に3つの方法で販売しています。

(1)個人宅配
通販でお客さまのご自宅に直接届けます。
定期宅配サービスでは、旬で採れたての鮮度のよい野菜を、坂ノ途中のスタッフが提携農家と相談しながらバランスよくセットにしてお届けします。定番の野菜から珍しい西洋野菜や伝統野菜まで、幅広く入っているのが特徴です。
(2)店舗販売
お客さまが実際に野菜を手にとれる店舗運営も大切にしています。
(3)飲食店への提供
全国の飲食店さんや小売店さんへの野菜の卸売事業も展開しています。

2.就農支援

坂ノ途中は、就農するかどうか迷われているかたのために、農業という仕事の厳しさや充実感、生活を実際に体験できるサービスを提供しています。6泊7日、トライアスロン形式で「就農の実際」を体験してもらい、リアルな就農後の自分をイメージしてもらいます。「就農する」を選択された場合、坂ノ途中は就農後の取り引きなども含め、できる限り支援します。

3.コーヒー事業

坂ノ途中は、発展途上国で持続可能な農業を普及させるべく、東南アジア・ラオスで森の木々と様々な農作物を共生させる農法「アグロフォレストリー」の考え方を用いたコーヒー栽培に取り組んでいます。

販売戦略と今後の予定

グリーンコンシューマー/エシカル消費/オーガニック需要の増加を追い風に、定期宅配を主軸とし、環境負荷の小さいライフスタイル提案していくことで、事業拡大を目指します。

  • キーワード「未来からの前借りを、やめよう」
  • サブスクリプションECの伸長
  • 高い顧客エンゲージメント
  • クロスセリングによる顧客単価増
  • 出版、メディアを通じた流入増

資金使途

調達資金はECサイトの更改などのシステム投資、自社便配達/物流センターなどの設備投資、プロモーション費用として使用する予定です。

事業計画

事業計画売上高

65,000,000円
会計期間全体(4ヶ月)における合計です。

売上対象

本事業の売上は、株式会社坂ノ途中の個人向けEC事業(農産物などの販売事業)が対象となります。
分配金の計算および支払いの対象となる売上は、事業計画売上高の65,000,000円を上限とします。

売上実績(出資対象事業)

2017年6月 1億800万円 2018年6月1億6,400万円 2019年6月2億1,000万円

坂ノ途中は2009年から事業を開始し、今期で11期目を迎えました。主力である定期宅配の契約件数は今後も順調に増加していく見込みです。
なお、上記は過去の実績であり、将来の売上を保証するものではありません。

事業の主軸となる定期宅配について

坂ノ途中では新規就農者の販売機会の拡大を図るとともに、長期作付け計画の策定による経営安定のため、野菜セットの定期宅配件数を事業目標のKPIとしています。
定期宅配サービスは、旬で採れたての鮮度のよい野菜を、坂ノ途中のスタッフが提携農家と相談しながらバランスよくセットにしてお届けします。定番の野菜から珍しい西洋野菜や伝統野菜まで、幅広く入っているのが特徴です。畑によって、時期や天候によって、同じ品種でも味や食感に個性が出てくるため、野菜の「生き物としての変化」を楽しむことができます。