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活動レポート

活動報告「茶産地再生プロジェクト応援ファンド」

2020年8月28日

株式会社カクニ茶藤より「茶産地再生プロジェクト応援ファンド」の進捗と活動状況について以下の通り報告がありましたのでお知らせします。

新型コロナウイルスの影響もあり、活動自粛せざるを得ない状況もございますが、カクニ茶藤より近況をご報告いたします。

有機専用の抹茶工場

地元静岡の有機生産者と、ジョイントベンチャーとして立ち上げた国内最大規模の有機抹茶工場「静岡オーガニック抹茶」。現在6名(うち5名が地元川根本町在住者)の採用が決まりました。9月には、国内外のお客様をお迎えして竣工式を執り行う予定でしたが、新型コロナウイルスの影響もあり、規模を縮小してお披露目させていただくことにいたしました。9・10月のテスト稼働を経て、いよいよSOMAの本格始動も目前です。年間300トンの有機抹茶を世界へ向けて販売できる体制が整います。

株式会社THE CRAFT FARM

2020年4月17日に設立しました「株式会社 THE CRAFT FARM」では、茶の栽培からクラフト茶(小ロット・多品種の個性的な茶)の製造まで、すべて自分たちの手で行いたいと取り組みを始めております。
今秋には、茶園内の植え替えを計画しており、希少品種の栽培の準備を進めております。また、仕上げ工程も自分たちで行えるようにと、現在は荒茶(*1)工場として稼働していた工場内に、仕上げ(*2)機械を導入する予定です。
それに伴い、THE CRAFT FARMの池崎は、カクニ茶藤にて20日間ほど仕上げ工程の研修を受けました。
「香りを引き出すために、もう少し火入れ(焙煎)したらどうか。」など、カクニ茶藤の茶師と相談しながら、納得できるまで作業を続けていました。また、「静岡市山間部の本山茶特有の山の香りを生かしたお茶を作っていきたい。生葉から仕上げまで一貫して行うことで、そのお茶のポテンシャルを引き出すことができる。新たなお茶作りを模索していきたい。」とお茶への熱い想いを語ってくれました。

その他、新たな取り組みとして、お茶の生葉を使用したジンの試作製造に、THE CRAFT FARMが栽培した大河内の茶葉を使用しています。

今後も、わたしたちは、代々と受け継がれるお茶作りの技術を学びながら、新たな取り組みにも積極的に挑戦していこうと思っております。

  • 荒茶加工とは、茶畑から摘んだ茶葉を保存できる乾物状態まで加工する工程のことで、製品としてはまだ完成していない半製品状態のお茶のことです。
  • 仕上げ茶とは、荒茶をさらに乾燥させ、形を整え、精製するのが仕上げ工程です。仕上げ茶工程によって、乾燥の程度、茶葉の大きさや形などの揃い具合、味や色や香りなどがひときわ良くなります。

以上、株式会社カクニ茶藤からの活動報告でした。