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活動レポート
活動報告「伝統を革新で紡ぐ 能作ファンド」
2022年9月30日
株式会社能作より「伝統を革新で紡ぐ 能作ファンド」の進捗と活動状況について報告がありましたのでお知らせします。
直近といたしまして、お盆や夏休みということもあり、本社観光を目的とした来訪客が増加、さまざまな企画を行ったことで、顧客単価が上がり、売上も好調に推移しています。
全国13店舗の直営店舗も好調であり、更に認知を高める活動により注力していきます。
下記、主だった活動の報告を記します。
- テレビ番組「ガイアの夜明け」出演 2022年7月15日
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番組放送20周年を記念した『放送20周年~町工場にドラマあり』をテーマに、当社が初出演した2013年以降のあらたな取り組みにスポットが当てられました。今回は、専務取締役・能作千春を中心とし、密着取材いただきました。
能作が大切にしている「もの:職人技術によって作られる製品」、「こと:ものづくりの背景を伝える産業観光」、「こころ:節目に寄り添う結婚10周年の錫婚式」を中心に、さまざまな事業が放映され、能作のことをより一層知っていただける機会となりました。
Paraviでも配信中ですので、是非ご覧ください。 - 業界初※ 赤ワイン専用「錫マドラー」発売 2022年7月15日
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国内「能作」直営店13店舗・公式オンラインショップおよび、首都圏の「イオンリカー」直営専門店9店舗と、北陸の「イオン」「イオンスタイル」7店舗で、赤ワイン専用「錫マドラー」を2022年7月15日より順次発売しました。
マスターソムリエ高野豊監修「錫マドラー」は、業界初※の赤ワイン専用マドラーです。(※日本国内のワイン業界における「赤ワイン専用マドラー」として。2022年7月、自社調査)
「茶道具の茶せんのような形で、ワインの香味の変化を楽しめるマドラー」という高野氏のアイディアのもと、商品化しました。
錫はサビや腐食にも強く、飲み物がまろやかになるとされています。抗菌作用があるため、食器として安心して使用できます。
錫の特性であるやわらかさを生かし、穂の部分を錫100%製にすることで、自由に曲げることが可能です。錫の穂を好みの形に曲げて、かき混ぜることで赤ワインの香味の変化を楽しめます。(香味の変化・感じ方には個人差があります。)
発売より、好調に販売数を増やしており、「イオン」系列の取り扱い店舗が順調に増えています。 - 伝統工芸のDX化でJR東日本と協業 2022年8月1日~2022年8月31日
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東日本旅客鉄道株式会社が運営する、Alカメラを活用したオンライン接客型店舗「JRE MALL Meet」(JR大宮駅構内)にて、当社製品の実験販売をしました。「人生の節目に寄り添う錫(すず)の贈り物」をテーマに、当社の錫100%製品をショーケースで展示し、来店客は実際に製品を手に取り、気になる製品があれば画面越しにオンライン接客を受けながら、JR東日本のECサイト「JRE MALL」で購入できる仕組みです。
当社では、DX(デジタルトランスフォーメーション)が推進されている現在、伝統産業・工芸の業種でも、DX化を図ることの重要性を感じています。販路拡大にもIT技術は効果的であると考え、昨年は、コロナ禍の影響から完全無人店舗を設け、商品に付けたQRコードから購入できる仕組みづくりにも挑戦しました。現在は、ライブ配信での販売にも積極的に取り組んでいます。
また、産業観光に注力する当社にとって、観光面でのPRにも効果的であると将来性を感じました。JR東日本との協業による認知拡大・観光誘客に期待しています。9月にはあらたに北海道に店舗をオープンしました。
北海道は、製品コラボレーション先やデザイナーなどとの繋がりが深く、店舗を出店することにより、あらたなる可能性が広がると期待しています。
世の中の動きに合わせ、イベント等、加速しPRしていくことで認知を広げ、売上の拡大に努める所存です。
以上、株式会社能作からの報告でした。