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事業内容

このページは株式会社龍泉刃物から提供された情報を記載しています。

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概要

ものづくりの街である福井県越前市に本社を置く株式会社龍泉刃物は、700年以上の歴史を持つ越前打刃物の伝統の技を継承しつつ、最新のあらたな技法も生み出し続ける先進性とチャレンジ精神に富んだ刃物メーカーです。

「切れ味」はもちろんのこと「美しさ」と「使いやすさ」も常に追求。包丁のみならず、ステーキナイフなどカトラリー製品の分野にも進出を果たしました。
職人たちがこだわりの素材と製法で一本一本丁寧に手作りでつくり上げる製品は、国内はもとより海外でも高く評価され、「RYUSEN JAPAN」として強いブランド力を誇ります。

先人たちの叡智を享受し、伝統を後世へと伝えながら、革新的な製品やあらたなマーケットの創造へ。龍泉刃物の挑戦は続きます。

転機となった国際料理コンクール用ステーキナイフの開発

龍泉刃物の名を世界的に一気に知らしめたのは2013年、フランスで開催されたボキューズ・ドール国際料理コンクール。
「最高の切れ味を持つステーキナイフを」という日本チームからの特注依頼に応えて開発した製品は、各国の審査員たちがあまりの切れ味に驚嘆し、持ち帰ってしまうほどの大好評。2年以上にわたり職人の叡智を結集、試行錯誤を重ね続けた龍泉刃物の自信作。ステンレス刃物鋼を70層にも積層して鍛え、熟練の職人が38個の工程を通じてつくり上げた一本が、世界に認められた瞬間です。

ステーキナイフの成功で脚光を浴びた龍泉刃物は、その後もショコラナイフやペーパーナイフなどあらたな分野に挑戦し続け、市場をさらに拡大しています。

龍泉刃物 越前打刃物 製造の様子の動画

(動画提供:株式会社龍泉刃物)

「美しさ」へのこだわりで5年連続グッドデザイン賞!

日本古来の火づくり鍛造技術、手研ぎを守りながらつくり続けられている越前打刃物。その大きな特徴が刃に浮かぶ波紋模様、龍泉輪。硬質と軟質の刃物鋼を交互に積層して鍛え、磨き上げることで現れる龍泉輪には切れ味を一段と増す効果がありますが、月に照らされた水面の波紋をイメージした模様そのものが繊細かつ優美です。

龍泉刃物ではハンドルに天然木を使用するなど、使いやすさを兼ね備えた機能美をとことん追求。2013年から5年連続でグッドデザイン賞を受賞するなど、デザイン性の高さも幅広く支持されています。

伝統の灯を次代に繋ぐ。挑戦を恐れない。

越前の地に長らく受け継がれてきた伝統工芸の灯を次代に繋ぐため。
龍泉刃物は直営ショップ兼工房の「RYUSEN FACTORY&STORE」で工房見学やワークショップを開催しています。中でも世界にひとつだけの自分のための包丁やステーキナイフがつくれる体験イベントや、包丁の研ぎ方教室などが人気を博しています。

真夏でも約1000度の炎を使い、真冬でも身を切るような寒さの中で水を使う打刃物の現場は過酷な環境ですが、龍泉刃物では伝統を守るという誇りや、製品が世界に認められている喜びをモチベーションに、次代を担う若者たちが数多く活躍中です。伝統を守りつつ先進性やチャレンジ精神を忘れない社風、そして頼もしい若い職人たちの成長がある限り、越前打刃物の伝統や龍泉刃物の未来は明るいものとなりそうです。

資金使途

調達資金は、株式会社龍泉刃物の事業全般にかかる活動に使用します。

事業計画

事業計画売上高

80,000,000円
会計期間全体(6ヶ月)における合計です。

売上対象

本事業の売上は、株式会社龍泉刃物の全売上が対象となります。
分配金の計算および支払いの対象となる売上は、事業計画売上高の80,000,000円を上限とします。

売上実績

龍泉刃物は700年以上の歴史ある伝統工芸である越前打刃物を手掛ける企業です。経済産業省が選定する「地域未来牽引企業」にも選出されており、国内外で質の高い伝統技術を活かした製品が高く評価されています。これからも伝統を後世に受け継ぎながら、先進的なデザインを取り入れた製品を世界に発信していきます。

売上実績

年間実績
決算期売上(百万円)
2019/2190
2020/2196
2021/2192

過去の実績であり、将来の売上を保証するものではありません。