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活動レポート

活動報告「農業の魅力をすべての人に 農福連携応援ファンド」

2025年1月31日

GrandFarm株式会社より「農業の魅力をすべての人に 農福連携応援ファンド」の進捗と活動状況について報告がありましたのでお知らせします。

期間進捗 1ヶ月/3ヶ月(進捗率33.3%)
売上高実績/事業計画売上高 3,074,178円/7,000,000円(達成率43.9%)
売上高実績に対する営業者のコメント 11月は例月同様安定した売上を計上することが出来ました。目標達成に向け引き続き社員一丸となって活動してまいりますので、ご声援のほどよろしくお願いいたします。

上記売上高は試算表段階につき、正確性・網羅性について会計専門家(公認会計士若しくは税理士)による売上に関する帳簿および入金に関する確認は実施していません。

GrandFarm株式会社 代表取締役社長の杉山明美です。
このたびは多くの皆さまから「農業の魅力をすべての人に 農福連携応援ファンド」へのご支援を賜り、誠にありがとうございました。

たくさんの応援コメントも頂戴し、とても嬉しく思いました。
弊社が運営している「すずなりカレッジ磐田校」を中心とした「農福連携」の実現に向け、より一層励んでいきたいと感じ、利用者さまや関係者の皆さまにも喜んでいただけるよう事業に取り組んでいく所存です。

今回のレポートでは、これまでに取り組んできた「スティックセニョールの栽培」についてご報告いたします。

弊社では、2023年から本格的に大手食品メーカーさまへ生鮮食品を生産販売しています。トマトに次ぐ野菜として「スティックセニョール(スティックブロッコリー)」を生産し、約2トンを出荷しています。
弊社は農業のプロではなく、農機も所有しておりませんので、栽培については親会社の株式会社鈴生の力を借りています。農業のプロである鈴生の協力を得て、栽培の一番の要である土づくりの設計(肥料の配合など)、農機の導入、育苗などをしています。これはまさに農業と福祉の連携で成り立つ「農福連携」が実現されているということです。

弊社は、苗の定植から畑の管理、収穫、出荷作業を就労継続支援B型事業所「すずなりカレッジ磐田校」の利用者さまとともに作業をしております。スティックセニョールの収穫は、次の芽を残しつつ13cm以上のものを収穫するのですが、利用者さまにとってその判断が非常に難しく、長さを測る道具を作成したり、マニュアルを作成したりしながら、誰でも作業が出来るよう日々皆で話し合いながら試行錯誤しております。
このように、作業スキルの習得の難しさや作業環境の厳しさ、計画出荷の維持の困難さなど課題が常に絶えませんが、弊社は今後も鈴生と協働し、利用者さまと共に、福祉事業所が農業で稼ぐ取り組みにチャレンジしていきたいと考えております。

イラストは、利用者さまがスティックセニョールについて描いた4コマ漫画です。

活動内容などホームページやYouTubeチャンネルでもご紹介しております。

以上、GrandFarm株式会社からの報告でした。