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事業内容
概要

1245(寛元3)年、 「こんぴらさん」の名称で知られる香川県琴平町の金刀比羅宮の境内(参道)にて創業。以来、780年以上にわたって、ご利益飴とも呼ばれる「加美代飴(かみよあめ)」の製造販売を続けている株式会社五人百姓池商店。五人百姓とは、千年を超える歴史をもつといわれる金刀比羅宮に仕え、神事を手伝いながら境内での商売を許された5軒の家系のことであり、池商店はその家系のひとつ。コロナ禍を機に、28代目として池龍太郎氏が代表取締役に就任して以来、それまでの土産物店の色合いが濃かった店舗を大規模リニューアル。飴づくり体験のできる工場、オリジナルのドリンクやフードを楽しめるカフェ、琴平の歴史を学べるスペースなどを併設した店舗に生まれ変わりました。また、池社長は観光庁が認定する香川県「観光地域づくりマネージャー」としても活動。琴平町の未来を切り開く若きキーパーソンとして地域の魅力発信に力を注いでいます。

(動画提供:西日本放送株式会社)
伝統的な銘菓「加美代飴」を後世に残すために
銘菓「加美代飴」は、五人百姓を名乗る5軒でひとつの商品の権利を持ち、伝統的な「手鍋吊り下げ式」という製法で作られています。この「加美代飴」は、水分を極力削り、加熱に工夫を凝らすことで溶けにくいのが特徴。参拝者が金刀比羅宮のご利益代わりに遠方まで持ち帰り、皆に分けて食べてもらいたいという先祖の願いが、溶けにくい飴づくりにこだわった理由とのこと。現在は、さらに開発が進み、パッケージに入っている状態ならば、真夏の車中でも溶けないほどに改良されています。
また、全国でも珍しい門中菓子である「加美代飴」は、金刀比羅宮との約束で卸売が許されていません。そのため購入できるのは、参道にある五人百姓の店舗のみ。空港や駅の土産店での取扱がないため、参拝客が再び参道を登って購入しに来るケースもあるのだとか。
どんなに時代が変わろうとも、ご利益飴である「加美代飴」は五人百姓の職人たちが協力しあいながら、伝統的な製法を用いて作り続けられています。
香川県の良質な地域資源を用いたストーリーのある新商品開発
店舗リニューアルによって新設されたカフェ「茶堂」。この店名は、かつて四国中にあった、こんぴらさん詣での休憩所の総称であり、訪れる人に茶堂文化を知っていただくために命名されました。店内に飾られた食器やお膳は、100年前に金刀比羅宮で行われていた結婚式で使われていたものを寄贈された、歴史が詰まった逸品。何気なく置かれた一つひとつの装飾品すべてにストーリーが存在しています。
また、店内で提供されるフードとドリンクは、すべてあらたに開発された商品です。香川県が開発したオリジナルブランドのゴールドキウイ「さぬきゴールド」や、同じく香川県のオリジナルブランドである「さぬきひめ」というイチゴなど良質なフルーツを飴でコーティングした「恵みのあめ」シリーズや、自社製の飴シロップと香川県・高瀬産の和紅茶やほうじ茶とブレンドした「あめ茶」、アイスクリームやかき氷などを提供しています。
なお、2026年3月には、香川県産のサトウキビと香川大学が開発した希少糖を原料とする瓶詰めの「あめシロップ」を発売予定。香川県産の良質な地域資源を活用した商品化には、自社の売上向上だけではなく、町の後押しになればという池社長の想いが込められています。
全国に「小さな観光大使」を増やし、琴平町を「一生に一度」から「人生で何度も訪れたくなる町」へ
池社長は、同社の代表取締役に加えて、観光庁が認定する香川県「観光地域づくりマネージャー」という顔もあわせもっています。江戸時代、お伊勢参りと並び「一生に一度は、こんぴら参り」といわれるほどの人気を博していましたが、池社長は琴平町の人々と共に「人生で何度も訪れたくなる町へ」をコンセプトに、自社店舗での「人に伝えたくなる琴平学」の開講だけではなく、町内の学校での講演、全国各地で開催される旅行説明会や香川県のPRイベントなどにおいても、琴平町の魅力を発信する活動を積極的に展開しています。その活動を通じて全国に琴平町の「小さな観光大使」を増やし、地域の観光産業発展による持続可能なまちづくりを目指しています。
資金使途
調達資金は、株式会社五人百姓池商店の事業全般にかかる活動に使用します。
事業計画
事業計画売上高
12,000,000円
会計期間全体(3ヶ月)における合計です。
売上対象
本事業の売上は、株式会社五人百姓池商店の全売上が対象となります。
分配金の計算および支払の対象となる売上は、事業計画売上高の12,000,000円を上限とします。