IT部門特集

ソニー銀行というと預金の取扱やローン貸出などの業務のイメージが強いかもしれません。
商品・サービスも重要な業務ですが、その基幹システムを扱うIT業務も重要な役割を担います。お客さまに安心して利用してもらう根幹であるIT部門をご紹介します。
IT部門の役割とは
ネット銀行であるソニー銀行のあらゆる商品・サービスは、ITサービスを通じてお客さまのもとへ届きます。
IT部門は、ソニー銀行をご利用いただくお客さまや、社内のユーザー部門のニーズを先取りし、必要なITプラットフォームを前広に整備することで、お客さまの期待を超えるITサービスの迅速な提供に貢献しています。
VUCA時代には、先進技術の活用によるビジネスアジリティ向上が不可欠
テクノロジーの進化などにより将来の予測が困難なVUCA時代(*)現代社会、とりわけITを取り巻く環境は変化のスピードが加速しています。そのような中、お客さまに価値ある商品・サービスを届け続けるためには「ビジネスアジリティの向上」が必要だと、ソニー銀行は考えています。
(*)VUCAとは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字をとり、現代の社会やビジネス環境が非常に不確実で複雑な状態であることです。
柔軟性・生産性の高いクラウドオンリーな先進的銀行システム
この「ビジネスアジリティの向上」を実現するITプラットフォームが2025年5月に稼働を開始した新勘定系システムを中心としたクラウドオンリーなソニー銀行のシステムです。このITプラットフォームの構築は、2013年に本邦金融機関の先陣を切り、AWSの本格利用を開始したところから始まります。先駆者として、クラウド利用の道を切り拓きながら、市場系やデータ分析基盤、ローン審査、2019年には財務会計(総勘定元帳)に至る周辺系から勘定系システムまで全方位でのクラウド化を実現しています。
クラウドオンリーなIT環境がビジネスアジリティの向上を実現
ソニー銀行では、勘定系システムを先進技術のマイクロサービスを駆使したクラウドオンリーで疎結合なIT環境の上に構築しました。メインフレームと呼ばれる大型コンピュータ、プログラム言語(COBOL)などの「老朽技術」の利用はありません。周辺系でもクラウド利用が浸透し、全方位でのクラウド化により、新商品や新サービス開発などの攻めのITに十分なリソースを割り当てることで、ビジネスアジリティ向上を実現しています。
新サービスのスピーディな導入、既存サービスのクイックな改良
- 守りのITから攻めのITへ
-

- 全方位でのクラウド化により、ITシステム維持のための固定的IT投資を大幅に軽減可能
- これにより、新サービス等の戦略的IT投資に、より多くの経営資源を振り向けることが可能
- 新サービスのスピーディな導入
-

- クラウドネイティブ勘定系を中心とする簡素で疎結合な構成
- これにより、高い柔軟性・生産性を実現し、新サービスをスピーディに投入することが可能
- 柔軟な外部連携・新技術導入
-

- AWSを中核とし、クラウド技術を最大限に活用
- これにより、クラウド上のさまざまなサービス群を活用し、容易に外部連携や新技術導入が可能
IT部門の業務
IT戦略企画・ITガバナンス
ソニー銀行の持続的な成長や競争力を支えるIT戦略を策定し、実行を推進するセクション。
最新の技術や方法論、金融・IT業界や法規制の動向を捉えて、社内業務の高度化やITプラットフォームの改善を計画し、ソニー銀行の新たな商品やサービスが早く確実に提供できるようにします。
アプリ・サービス開発
ソニー銀行のお客さま向けアプリやサービス、社内システムをつくり、お客さまや社内のニーズを捉えて改善するセクション。
新たな金融商品や、AI・web3など先端技術を用いたデジタルサービスなどのビジネス構想をシステム化要件に落とし込み、関連部署やパートナー企業と協力してシステム開発プロジェクトを計画・実行します。
ITプラットフォーム構築・運用
ソニー銀行のクラウドネイティブなITプラットフォームを構築し、お客様および社員に安定したITサービスを提供するセクション。
最新の技術からソニー銀行に適したものを取り入れ、ITサービスの品質向上や業務効率化に貢献します。
システム基盤構築・運用設計の推進/管理(ITプラットフォーム部)
情報セキュリティ・システムリスク
ソニー銀行の情報資産を内部・外部からの脅威から守るためのルールをつくり、対策の実行を推進するセクション。
サイバーセキュリティや最新の脅威動向を捉えて、国際基準に基づくソニー銀行の情報セキュリティマネジメントシステムを適切に運営し、高度化を推進します。
IT部門特化研修

基本、応用IT知識・スキル
- 新卒入社者向けIT研修
- システムで利用されている各種技術や情報セキュリティの基本的な考え方など、IT技術の基本スキルに関する研修
- 選択式IT研修
- プログラミングからプロジェクト管理まで幅広いテーマを入門から上級レベル別に約500の講座を提供。自身の学習志向にあわせて受講を選択できる研修
金融×IT知識・スキル
- ソニー銀行 業務研修
- IT担当者として、銀行業務の実務内容の流れから関連するシステムの特性まで、業務とシステムの双方の視点から知識水準を高める研修
- ソニー銀行 IT研修
- システム構成やシステム開発プロセスといったソニー銀行の固有のIT知識から、金融業界における主要なガイドラインの動向まで、金融×IT専門人材に必要な知識を身に着ける研修
高度、専門IT知識・スキル
- 個別テーマ別IT研修
- サイバーセキュリティやクラウドシステム技術(AWSなど)といった各テーマに対し、実践的なスキルを集中的に身に着ける研修
- 高度IT取得支援研修
- 国家資格である高度情報処理技術者試験をはじめ、一人ひとりが希望する専門職種に関するIT資格に対し、専門性の高い知識領域まで身に着け、資格取得を支援する研修
ソニーグループおよびソニーフィナンシャルグループ内で展開されている技術研修や勉強会、外部パートナー企業が提供する学習機会なども用意しています。
一般研修はキャリア・人材育成をご覧ください。
IT部門が紹介された記事
2025年5月7日
富士通のソリューションを採用したソニー銀行様の新勘定系システムが稼働開始 : 富士通(富士通株式会社のページへリンクします)
2025年5月7日
ソニー銀行が勘定系システム全体をAWSに移行 – 同行が管理する全てのシステムがクラウドに | Amazon Web Services ブログ(Amazon Web Servicesのページへリンクします)
2025年8月27日
ソニー銀行が勘定系システム全体をAWSに移行(AWS SUMMIT JAPAN 2025)(YouTubeのページへリンクします)
2025年9月8日
なぜソニー銀行は勘定系システムのフルクラウド化を実現できたか? 成功の鍵を握る「技術負債を作らない」アプローチと、システム企画の舞台裏 (3/3)|EnterpriseZine(エンタープライズジン)(EnterpriseZineのページへリンクします)
2025年10月6日
ソニー銀行、勘定系システムの機能開発に生成AI活用--AIドリブンな設計体制を構築へ(ZDNET Japanのページへリンクします)
2025年12月8日
2025年度(第43回)「IT賞」でソニー銀行が「IT賞(経営・業務改革)」を受賞(公益社団法人企業情報化協会のページへリンクします)
2026年3月12日
プロジェクトマネジメント学会(PM学会)において「PM実施賞(エクセレントパートナーシップ賞)」を富士通株式会社様と合同受賞(プロジェクトマネジメント学会のページへリンクします)
IT部門の働く環境
メンバーの経歴
文系と理系の比率
文系や未経験のかたも多数活躍。好奇心と意欲が未来を広げます。

| 分類 | 文系 | 理系 |
|---|---|---|
| 割合 | 53% | 47% |
| 学部 | 割合 |
|---|---|
| 経済学部 | 29% |
| 文学部 | 24% |
| 商学部 | 19% |
| 法学部 | 14% |
| 政経学部 | 5% |
| その他 | 9% |
| 学部 | 割合 |
|---|---|
| 理工学部 | 30% |
| 工学部 | 20% |
| 情報学部 | 20% |
| 情報工学 | 5% |
| 農学部 | 5% |
| その他 | 20% |
キャリア採用の前職
異業種出身も多数在籍。自分の「やりたい」を大切にできます。

| 業種 | 割合 |
|---|---|
| システムインテグレーター | 33% |
| 銀行 | 25% |
| 金融システム子会社 | 16% |
| コンサル会社 | 14% |
| 保険 | 4% |
| 監査法人 | 4% |
| 投資情報サービス | 4% |
| 自動車関連 | 4% |



